こんにちは。いつもブログをお読みいただきありがとうございます。アロマデザインカフェアンジー代表の戸田です。
私たちは日常的にさまざまなストレスにさらされています。そのため、精神的に癒やされたいという方はたくさんいるはず。美味しいものを食べたり、カラオケに行ったりするのもいいのですが、その場しのぎに過ぎません。そこでおすすめなのがアロマテラピーです。
この記事では幅広い方にアロマテラピーの良さを知っていただくため、アロマテラピーの起源から基礎知識・精油の使い方・プロのアドバイザーになる方法まで、あなたがまだ知らないアロマテラピーの世界についてくわしくお伝えします。
▼目次
1.ストレス社会で生きるあなたへ
1-1.心を病むとカラダも壊す?
よく「心とカラダはつながっている」と言いますが、それは本当だと思います。事実、ストレスや憂うつな状態が続くと、頭痛がしたりお腹が痛くなったりしますよね。なので、私たちは常に心を気持ち良い状態に整えておく必要があるのです。
そもそもカラダの健康は、子どもの頃から親や学校の先生から色々教わります。また大人になって年齢を重ねると、健康に気をつかおうとして食生活を見直したり、ヨガやジムに通ったりしますよね。
ですが、心の健康はあまり気をつかわない方が多い気がします。でも、心が病んでからでは遅いのです。だからこそ、日頃から心の健康にも意識を向けることが大切なんですね。
1-2.人生百年時代だからこそ考える健康
では一体、どうすれば心の健康を保てるのでしょうか。
実際のところ、私たち人間は人それぞれ違います。性格や思考、現在の環境など、すべて同じという人は一人もいません。そのため、精神医学でも〇〇をすれば治る!みたいなことは言えないのです。
民間療法にしてもそうです。これが正解!というものはありません。
しかし、日々のストレスを和らげるために、自ら何かしらの行動をしている人たちはたくさんいます。アロマテラピーの活用もその行動の一つです。
アロマテラピーは植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル=香り成分)で心やカラダの健康や美容のサポートをする芳香療法なのですが、香りによってストレスを緩和させることができたら、穏やかな日々を過ごせるのではないでしょうか。
人生百年時代と言われる今、心が健康でなければ、生きることへの楽しみがなくなってしまうかもしれません。いつまでも生き生きと過ごせるように、カラダだけでなく心の健康も考えましょう。
2.アロマテラピーとの出会い
さて、心の健康をサポートするアロマテラピーですが、私がアロマテラピーと出会ったのは1996年のことでした。
当時は第二次香りブームとも言われ、癒しや自然療法が脚光を浴びていました。とはいえ、アロマテラピーをスピリチュアルや宗教などと勘違いしていた方もいました。
そんなとき、編集を担当していたミニコミ紙の取材でアロマテラピーのサロン兼教室を訪れました。香りは好きですが、一部のセレブが使う高額なものという感覚で、コラムの連載が終わったらアロマテラピーから離れていました。
私がアロマテラピーの世界にどっぷり浸かるようになったのは、それから数年後のことです。実は仕事の無理がたたり、体調を崩してしまったんですね。
そのとき気づいたことが生き方に対する矛盾でした。
人間も動物と同じ生き物です。生き物である以上、自然であることが一番!そう考えるようになりました。
そして数ある自然療法の中から、誰でも手軽にできて日々の生活に取り入れやすいものは何かと考えたとき、自分の中にアロマテラピーという言葉がスーッと入ってきたのです。
これが私のアロマテラピーとの真の出会いでした。
3.アロマテラピーの基礎知識
アロマテラピーに出会った私はその魅力にどんどん引き込まれていきました。ですが、アロマテラピーを実践するには、きちんとした知識が必要です。
ここではアロマテラピーの歴史と初心者が知るべき知識をお伝えしてまいります。
3-1.アロマテラピーの歴史
アロマテラピーという言葉はフランス人化学者のルネ=モーリス・ガットフォセが名付け親です。しかし、アロマテラピーという言葉が造られる以前から、人々はその原理に基づいた行動をしていました。
実際に、古代文明においても治療目的の芳香燻蒸が行われていたという記述が見つかっています。また芳香は、人の気分を高めるスピリチュアルなものでもあり、古代のインド・エジプト・中国・ギリシャ・ローマ・・・と各国の宗教儀式にもたびたび使われてきました。
そうした中、哲学者でもあり医学者でもあるイブン・シーナー(980年~1037年)が蒸留物を冷却し、濃縮された高品質な精油(エッセンシャルオイル)の抽出にいち早く成功したのです。彼の技術は中東からヨーロッパへと伝わり、その後のアロマテラピーの研究に大きく貢献したと言われています。
なお、アロマテラピーの歴史はとても奥深く一言で語るのは難しいので、下記リンクの記事で多少詳しくお伝えしております。
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3-2.アロマテラピーの初心者が知るべき3つのこと
古い歴史を持つアロマテラピーですが、これからアロマテラピーを活用する方には最低限知っていただきたいことがあります。それは精油に関する知識です。ここでは、とりわけ大切な3つの知識についてお伝えします。
(1)精油(エッセンシャルオイル)とアロマオイルの違い
これはアロマテラピーを語る上での大前提なのですが、私たちが精油(エッセンシャルオイル)と呼ぶものは、百均などで購入できるアロマオイルとは違います。
精油は植物の芳香成分を抽出した100%天然の化合物で合成香料とは違います。しかし、アロマオイルは合成香料を含むオイルです。
そのため、アロマオイルに精油の作用はほぼ期待できませんし、人工香料なので希釈しても肌につけることができません。なので、まずは精油とアロマオイルの違いをしっかり認識してください。
(2)正しい精油の選び方
精油とアロマオイルの違いを知ったら、今度はどんな精油を選べば良いか?と迷う方もいるでしょう。精油を選ぶコツは主に3つあります。
それは、
・好きな香りを選ぶ
・フレッシュなものを選ぶ
・専門店で購入する
ということです。
好きな香りを選ぶことはとても大切です。精油にはさまざまな作用がありますが、自分にとって嫌な香りだったら、ストレスを軽減させるどころか、むしろ増幅させてしまいます。
また精油はある意味、生モノですから消費期限に注意しましょう。
そして何よりも、豊富な知識を持つスタッフのいる専門店で購入するのがおすすめです。使い方を間違えて健康被害に遭うことのないようお店選びは慎重に!
(3)安全な精油の使い方です。
精油は安全に使うことで、その作用の満足感を得られるものです。
そのため、
・精油の原液を肌につけない
・精油は飲まない
・精油を目に入れない
・揮発性なので火気に注意
・・・など、誤った使い方や保管方法によって健康被害に遭わないように、十分注意してくださいね。
4.香りがストレスフリーの世界に導く
精油の基礎知識を理解したら今度は、なぜ香りがストレス軽減につながるのか?精油の作用について学んでいきましょう。
香りがストレス軽減につながる理由は嗅覚のメカニズムにあります。私たちは香りを嗅ぐと、その成分は鼻から脳へと伝わり、自律神経を刺激して心身に快か不快かをおしえてくれます。
つまり、それが私たちの「感情」なのですが、、、このメカニズムを引用すれば、好きな香りや目的に見合った香りなら快感を得られると言えますよね。
とはいえ、香りは人それぞれ感じ方が違います。同じ香りでも一人は心地よく、もう一人は気持ち悪いなんてことも珍しくありません。
そういう意味では、好きな香りに出会うまでは目的に合わせて精油を選ぶと良いかもしれません。
イライラを鎮めたい・・・柑橘系、樹木、フローラル系
ぐっすり眠りたい・・・オリエンタル系、ハーブ系
不安から解放されたい・・・柑橘系、フローラル系
このように、無理して嫌な香りの精油を使うことはありませんが、自分の今の状況に合わせて精油を選ぶのも方法の一つです。なお、ただいまお伝えしたした「目的に合わせた精油の選び方」はほんの一例なので、下記リンクの記事で各精油の特徴をお伝えしていますので、精油選びの参考にしていただけると幸いです。
↓↓↓
5.精油の使い方おすすめ5選
選んだ精油はどのように使えば良いのか?ここでは、おすすめのアロマテラピーを5つご紹介します。
5-1.手軽にできる芳香浴
ティッシュやシミが気にならない布(コットン)に、精油を1~2滴垂らし、数回振るだけで香りを楽しむことができます。
ただし、香りが不快に感じる場合は、カラダ(心)に合っていない場合があります。なので、不安なときは専門家に相談することがおすすめです。
ちなみに、アロマディフューザーにお好みの精油を1~2滴落とすだけでも、お部屋の雰囲気が快適になります。アロマディフューザーはインテリアにも使えますから、一石二鳥のリラックス法かもしれませんね。
5-2.蒸気を用いる吸入法
まずマグカップに熱湯を入れます。その後、精油を1~3滴落とし、目を閉じてゆっくりと香りを吸い込んでください。呼吸を整えることで気分が落ち着きますから、悩みやストレスにも冷静に対処できるようになると思います。
そのほか、喉のイガイガが癒されたり、鼻がスースーして呼吸がスムーズになったりするとも言われています。
※精油の成分は刺激が強いため長時間の使用は避けた方が無難です。また精油は飲めませんからご注意ください。
5-3.コリや炎症なら湿布法
冷やしたタオルやお湯で温めたタオルに精油をしみ込ませカラダの一部にあてる方法です。温湿布は慢性的な症状、冷湿布は急性の症状に活用します。
肩こり・目の疲れ・腰痛・生理痛などに悩まされている方は、一度試してみると良いでしょう。そうすることで、精油が自分に合っているかどうか確かめることができます。
5-4.手づくり化粧品を楽しもう
自分の好きな精油をブレンドするのもアロマテラピーを楽しむ選択肢の一つです。またセルフスキンケアとして、精油を取り入れた化粧水やミツロウクリームなど、手づくり化粧品を楽しむのも良いでしょう。
※作ったものは個人の楽しみとして自己責任の範囲でお使いください。
5-5.その他のアロマテラピー
・沐浴法
粗塩やはちみつに混ぜた精油をお湯に入れて全身または一部を浸けます。
・アロマトリートメント
リラクゼーションや保湿・血行促進等のためのボディケアです。
このように、アロマテラピーの楽しみ方はたくさんありますから、ぜひいろいろな方法を知って自分なりのお気に入りを発見していただけたら嬉しいです。
6.アロマテラピーを極める方法
アロマテラピーはしっかり学んで実践すれば、より良い生き方を見つけて、生活水準を上げることができます。自分と家族と地球を大切にし、本当の幸せに気づくことができるのです。
私はそのことをたくさんの方に気づいていただきたいという思いから、老婆心を全開にしてワークショップを開催し、テキストに載っていないこともお伝えしています。
また2020年12月には(公社)AEAJアロマテラピーアドバイザー資格認定教室の称号もいただき、アロマテラピーの資格(アロマテラピー検定1級・アロマテラピーアドバイザー)取得をお手伝いする講座も随時開催しております。
アロマテラピー検定1級取得講座およびアロマテラピーアドバイザー講座では、それぞれ基本的なことから応用編まで、順を追ってしっかり学べるようにサポートの充実を図っておりますので、各種資格を取得してアロマテラピーを深めるのも一つの道です。
7.アロマテラピーの未来
いかがでしたか。
ここまで、アロマテラピーについてのエトセトラを語ってまいりましたが、アロマテラピーはこれからどんな未来を迎えるのでしょうか。
私はアロマテラピーを深く知ることで五感が養われると思っています。
たとえば、単に「いい香りがする」とか「〇〇にはこの精油が良い」ということに留まらず、数ある精油のそれぞれの作用を学んだり、心とカラダのしくみや健康について考えたりしてみましょう。不思議と五感が養われます。
理性で知識を取り込み、欲求で香りを嗅いでみて、感情を豊かにしていく!
これこそがアロマテラピーの未来ではないでしょうか。
私は一人でも多くの人たちにアロマテラピーの良さを知ってほしいという想いから情報発信を続けていますが、それは「なるべく自然なものを使って暮らすことが心にもカラダにも良い影響を与える」という前提があるからです。
現代がストレス社会と言われる時代だからこそ、私たちは自然に溶け込むことで五感が研ぎ澄まされ、物事に対する視点も変わり生きやすくなるのです。
地球にやさしい、財布にやさしい、アロマテラピーの世界をあなたもこの機会にぜひ触れてみてください。きっと生きる楽しさや喜び、夢や希望のある暮らしを実感できるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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