アロマテラピー

いい香りとイヤなにおいの違いは何?精油が心身に伝わるしくみ

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よく精油(エッセンシャルオイル)はいい香り、いいにおいと言われますが、それはなぜでしょうか。嗅覚は人それぞれ違いますし、精油(エッセンシャルオイル)だって自分に合ったものを使うことが大切なはず。また、私たちの身の回りにはイヤな臭いもたくさんありますよね。

実をいうと、私たちの嗅覚は脳のしくみが大きく関わっているのです。

この記事では、精油の香り(におい)についてのエトセトラを、心身に伝わるしくみとともにお伝えします。

▼目次

  • 1.精油の香りは脳で感じる
  • 2.嗅覚の伝達スピードは早い
  • 3.においの不思議
  • 3-1.赤ちゃんはうんちを臭く感じない?
  • 3-2.イヤなにおいは記憶に残る
  • 4.においに気づかないことがある?
  • 5.おわりに
  • 1.精油の香りは脳で感じる

    私たちは日々の暮らしの中でたくさんのにおいを嗅覚で感じ取っていますが、それぞれのにおいの判断は脳が行っています。

    においは、光(視覚)や音(聴覚)と違い、さまざまな化学物質の集合体です。

    なので、たとえば植物や食べ物のにおいを嗅いだとき、

    ・お花の香り

    ・コーヒーの香り

    ・カレーの香り

    ・・・というように認識すると思います。

    ですが、実際には何種類ものにおいが混ざっているんですね。

    精油の香りも同じで、たくさんの成分が複雑に組み合わさって香り(におい)を醸し出しています。

    そして、鼻の奥でキャッチしたにおいは電気信号として脳に送られます。脳内ではにおいのイメージを作り、好き嫌いの感情を情報として自律神経に伝えるのですが、それが生理現象として反映されるのです。

    2.嗅覚の伝達スピードは早い!

    脳内には海馬といって記憶を司る場所があり、過去に感じ取ったにおいを呼び起こす作用があります。

    よく何かのにおいを嗅いだとき、直感的に「あ、これ苦手」とか「〇〇ちゃんの家の香りだ」みたく感じることがありますよね。それこそが海馬の作用によるものです。

    また、私たちがにおいを感じ取るスピードは視覚や聴覚など他の感覚よりも早く、それが嗅覚の特徴です。

    でもなぜ、他の感覚よりもにおいの情報伝達は早いのでしょうか?

    それは海馬は大脳辺縁系というエリアにあるのですが、鼻からの距離が短く、取り次ぐ神経も少ないからです。

    このように、脳のしくみがにおいを感じ取る基礎となっています。

    3.においの不思議

    脳のしくみはご理解いただけたと思いますが、私たちが日々感じるにおいには、まだまだ不思議に思うことがないでしょうか?ここでは、赤ちゃんの嗅覚やイヤなにおいについてお伝えします。

    3-1.赤ちゃんはうんちを臭く感じない?

    私たちが感じるにおいの好き嫌いは、これまでの経験による記憶やその日の体調に左右されますが、赤ちゃんは違います。

    たとえば、赤ちゃんはうんちのにおいを臭いと感じません。なぜなら、物心がついていないため、うんちのにおいがわからないのです。

    ですが、成長するにつれて、うんちは汚いとか臭いという情報が埋め込まれ、程なくうんちのにおいを「臭い」と感じるようになります。

    ちなみに、赤ちゃんは母親が妊娠中に好んで食べたもののにおいを好むというデータもあります。これは胎児の鼻が妊娠して早い時期に形成されることが理由だそうですが、お腹の中でにおいを嗅ぎわけられるようになるなんて、人体のしくみはすごいですね。

    3-2.イヤなにおいは記憶に残る

    においの好き嫌いはこれまでの経験による記憶が影響するとお伝えしましたが、とりわけイヤなにおいは記憶に残りやすいです。

    これは防衛本能から脳が危険と判断するためですが、イヤなにおいはストレスを溜め込みやすいので、とにかく回避することを心がけましょう。

    4.においに気づかないことがある?

    イヤなにおいは遠ざけたいですが、実をいうと、鼻や脳に異常がなくても気づかないにおいもあります。

    たとえば、市販品の多くの香水の中には製品を安定させたり、退色させないようにしたりと、香料の他にもさまざまな薬品が含まれている場合が多いんですね。そして、その中には保香のための成分もあります。

    香りが長持ちするのは一見良さげに思うかもしれませんが、同じ香りをずっと嗅いでいると、当の本人はその香りを感じにくくなります。

    そうすると、お気に入りの香りを感じにくくなるためワンプッシュで済んでいたものが、2〜3回プッシュするようになり、段々と使用量が増えていきます。

    ですが、香水は使用量が増えると、周りの方にとってキツいにおい(香害)になってしまうことが否めません。

    余談ですが、以前、私の次男も「ちょっと香水つけすぎじゃない?」と思われるほど残り香がしたので注意したことがあるくらいです。

    もちろん、香水はあくまでたとえの一つで、香水を使うことがNGというわけではありません。ただ、あまりにも刺激の強いにおいや合成のにおいがする薬品に慣れてしまうと、天然の爽やかでやさしい自然の香りでも、それに癒されて心温まる・・・そういう気持ちを味わいにくくなる恐れがあります。

    気づかないにおいにも気をつけたいですね。

    ※この項は2021年1月15日発行のメルマガ49号の内容を一部引用してお伝えしております。

    5.おわりにーー

    さて、今回は脳のしくみに始まり、においのエトセトラをお伝えしてまいりましたがいかがでしたか。においは生活に直結するものですから、自分に合うアロマ(精油)を使って心地よい空間づくりを心がけてくださいね。

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